Join対話者募集中

対話する本人にとっても、
それを目撃する人にとっても、
驚きのある、
生き生きとした対話を目指して。
現在、対話者の事前募集を行なっています。

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  1. 出演期間01

    2025年4月13日6月14日

    応募締切2024年12月15日 23:59まで※締め切りを延長しました
    応募受付中
  2. 出演期間02

    2025年6月15日8月16日

    応募締切2025年1月25日 23:59まで※締め切りを延長しました
    応募受付中
  3. 出演期間03

    2025年8月17日10月13日

    応募締切2025年3月29日 23:59まで※締め切りを延長しました
    応募受付中

「対話」は「会話」とはちがう。
そして「対話」はむずかしい。
だから対話者を事前に募集し、
育成します。

「対話なんて毎日している」という人もいるかもしれません。けれど、それは本当でしょうか?

対話とは、単に言葉を交わすだけではなく、向き合って話し合うこと。
相手の心模様を想像しながら、その立場を慮りながら、言葉を発し受け止め、
その繰り返しの中でお互いの理解を深め合うこと。
会話より手間も時間もかかる。体力もいる。うまくいかないことも多い。

けれどその分、お互いにとって驚きや発見があります。
あなたのなかに相手がいることを知り、相手のなかにいるあなたが見つかります。
その先には、共に歩めるあたらしい未来が広がっています。

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河瀨直美の映画づくりに、対話の質を高めるヒントがあります。
そこで、その経験やメソッドを河瀨直美本人が
直々にレクチャーするワークショップを開催します。

映像の美しさもさることながら、フィクションとノンフィクション、ドキュメンタリーが入り混じった生々しい迫力が魅力の河瀨映画は、その制作においていくつかの特徴があります。

たとえば、出演者には撮影前に、長い場合は1ヶ月以上、その役として暮らしてもらうこと。いくつかの役は、本当にその職業に従事している人を起用すること。映画用語では「順撮り」と言われる手法、すなわち実際の時間の流れの順番で撮影すること。
これらによって脚本はありながらも、そこから逸脱したセリフや出演者自身の本音を現場で引き出していきます。

そこで、本パビリオンでは、河瀨直美プロデューサーが直々に、自身の経験やメソッドを事前に募集した対話者にレクチャー。
対話者がこれまで以上に深く自分自身を見つめ、相手と向き合いながら語り合い、新しい自分を見つけることをサポートすることで、本人にとっても見る人にとっても驚きのある、生き生きとした対話を実現することを目指します。

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テーマ事業プロデューサー

河瀨 直美

「関西」という地域はヨーロッパのようだ・・と誰かが言った。地続きで違う国がある感覚は、日本で生まれて育った私にとって全く未知のものだった。それは文化が違ったり、常識や言語が違ったりする中でも、お互いにそれぞれの個性を出しながら一つの国のように、共感する感覚でもあった。さて、それを人類に置き換えてみる。同じ地球に暮らすヒトとして、他者とどう繋がって生きてゆくのか。おそらくは、この問いに対して、あらゆる議論が為され、行為を通してその夢を叶える努力を先人はしてきただろう。今回の大阪関西万博では、河瀨館において、「対話」を通してその夢を叶えるべく、シアター形式で一期一会の出逢いを繰り広げる。筋書きのない、ましてや脚本もない、「人生」のように・・繰り広げられる「対話」をぜひ、皆様にもご参加いただき、ひいては、人類の課題解決に貢献してゆけるならと願っています。